一応、技術系ブログなので書こうか迷いましたが、需要があるかもしれないので書いておきます。
資格を取ろうと思ったきっかけ
長い間、制作や開発を中心にやってきて、ディレクションのようなことも関わっていましたが、経営的なこと、いわゆるマーケティングの知識については殆ど持っていなかったので、勉強も兼ねて資格を取ってみようと思ったのです。
ちなみに、ウェブ解析士という資格自体は、過去に参加したウェブ系の勉強会でチラシを貰っていて、知っていました。
実践した勉強方法
公式テキストを読む
毎年12月に内容が改訂され、末頃にPDFが先行で発売されるということで(しかし、実際に発売は年明けだった)、それを購入しました。
iCloud Driveに保存して、iPadで開いて読んでいましたが、ページ数が440ページもあり、1日あたり数ページのペースで読んでいた為、最初の1回を読み切るのに、5ヶ月くらいかかってしまいました。
後で知ったことですが、最初は流し読みして、その後で問題を解いてみて、理解出来ていないところを読み込む方が良いみたいです。
PDFには目次が無かったので、結局後から紙の書籍の公式テキストも追加購入し、付箋を付けながら最初から通して読んでいました。
それにしても紙の書籍はPDFの2倍の価格です。プリンターがあるなら全ページ印刷した方が安上がりでしょう。
公式問題集を解く
公式の問題集が紙の書籍で発売されていたので購入しました。まず、最初から通して全問題を解き、間違えた問題に付箋を貼り、次は付箋を貼ったところだけ解き、付箋が無くなるまで解き続けました。
問題文に少し癖があり、意味が少々分かりにくい問題もあるので、それに慣れる為にも公式問題集を解いておいた方が良いです。
認定講座を受講する
講座の受講は必須ではないそうですが、ポイントとなる部分を教えてくれるようだったので、受講してみました。
途中休憩を挟んで4時間くらいです。(実際はもっと短かったような気がします。)色々な人が講師として講座を開いているので、自分で良さそうなところを選んで受講することになります。
講座はテンポよく進み、途中で練習問題が出され、回答の時間を少し貰って解く…という流れでした。
認定講座も費用は安くは無いので、しっかり勉強出来ていて自信があれば、受けなくても良いかもしれません。
オンライン学習を進める
オンライン学習というものがあるのですが、これに気付いたのが試験を受けようと、指定されたサイトにログインした時でした。
そのサイトのログインに必要な会員番号というのが、認定講座の申し込みの際に発行されたので、認定講座を受けると利用出来るようです。
この件について、公式サイトを読んでみたものの、いまいち良く分かりません。認定講座の時に案内も無かったと記憶しています。
試験に申し込んでから2週間以内に試験を受けなければならないので、それまでにオンライン学習を終わらせることになりました。
オンライン学習の各章の最後に演習問題が、最後の章の後に模擬試験があったので、演習は全問正解できるまで、模擬試験は10回くらい挑戦して正答率90%以上が取れる状態にしておきました。
認定試験(本試験)
60問で60分なので、1問あたり1分ですが、計算問題は時間がかかるので、実際に自分もやった方法ですが、まずは計算問題以外を進めつつ、分かりにくい問題は飛ばし、一通り最後まで到達したら、分かりにくい問題→計算問題の順で解くのが良いと思います。
時間が多少余っても、時間ギリギリまで回答の見直しを行います。
すぐに結果が分かるのですが、私は無事に合格出来ました。
認定レポート作成
試験に合格しても、その後で認定レポートを提出する必要があります。(Google アナリティクス講座というものを修了していると免除、ただしこれはUAであり今はGA4なので非推奨、いずれ講座も無くなると思われる)
このレポート作成には丸3日くらいかかりました。少し悩むところもありますが、作成の支援となる記事が公式ブログに公開されているので、自分なりの考えでしっかりと書けば大丈夫だと思います。(コピペは駄目です)
合格通知(認定)
認定レポートを提出した翌日に、合格通知が届きました。
その際、PDFの認定証が発行されましたが、紙の認定証は暫く経ってから郵送で届きます。
総評
学ぶ範囲が広かったので、覚えることが多くて大変でしたが、実務に直結する内容だったので楽しく勉強が出来と思います。
ただ、ウェブ解析士は知識を得た・理解した程度であり、提案・コンサルティングが十分に出来るようになるには、上級ウェブ解析士のレベルが必要になるようです。
プライベートが落ち着いたら、上級ウェブ解析士に挑戦するつもりです。