ブロックの使い回しを可能にする”再利用可能ブロック”
WordPress 5.0から実装されたブロックエディタには、”再利用可能ブロック”というものがあります。これは、特定の内容やブロックの構成を一つの塊(かたまり)として保存しておき、後から自由に呼び出して使い回すことが出来るブロックです。これまでは、テーマやプラグインで同様の機能を実現していましたが、WordPress 5.0より標準搭載となりました。
例えば、記事の文末に必ず「お読み頂きまして~」という長い定型文を書くとして、毎回自分書いたりコピペして貼り付けるのは地味に面倒ですね。このような場合、初めて記述した時点で”再利用可能ブロック”として保存しておけば、以降は必要になった時にブロック一覧の”再利用可能ブロック”から選択して配置するだけで済みます。
保存された再利用可能ブロックを修正すると、そのブロックを使用している箇所は全て同様に修正されます。
再利用可能ブロックを管理するページへのリンクをメニューに追加する
ところで、この再利用可能ブロックを修正・削除・エクスポート・インポートする為の”ブロックの管理”というページがありますが、このページに遷移するには投稿画面のブロックの追加ウィンドウからアクセスする必要があります。(WordPress 5.0.3時点の仕様です)
ただ、管理画面に遷移する為にわざわざ投稿画面を経由するのは面倒なので、これをダッシュボードのメニューから直接アクセス出来るようにカスタマイズしました。
具体的な方法としては、下記コードをfunction.phpに記述します。
/*管理画面にメニューを追加する*/
add_action( 'admin_menu', 'add_custom_menu' );
function add_custom_menu(){
add_menu_page( 'ブロックの管理', 'ブロックの管理',
'manage_options', 'edit.php?post_type=wp_block', '', 'dashicons-admin-post', 21 );
}
ダッシュボードにアクセスすると、”固定ページ”の下に”ブロックの管理”というメニューが表示され、ここから遷移することが出来るようになります。
是非お試しください。