Vagrant 問題対処まとめ

Vagrant 利用時に発生した問題に対する対応について、まとめています。

“Failed to create host-only adapter”が表示されてVagrant up出来ない

原因が複数あるようですが、私の場合はコマンドプロンプトを管理者権限で実行して解決しました。

“~already exists.”が表示されてVagrant up出来ない

WordPressの検証環境としてVCCWを利用しています。

先日も、いつものように検証しようと他の環境でエクスポートしたデータをインポートした際、コピーに失敗したのか大量のWordPressエラーが出るようになり、復旧も面倒そうだったので、WordPress構築からやり直す事にしました。

  1. VCCWのフォルダを内容を初期状態に差し替え
  2. Vagrant up

これだけで出来たら楽だったのですが、そうは問屋が卸さないようです。

具体的には下記のようなエラーが出ます。

A VirtualBox machine with the name ‘vccw.test’ already exists.
Please use another name or delete the machine with the existing
name, and try again.

VirtualBoxに情報が残っているから同じ名前だと重複してエラーになってしまうのですね。別名に変えれば回避出来ますが、古い情報を残しておく必要もありませんので、改めて同じ名前で”Vagrant up”出来る環境を整える方法について、調べて試行錯誤した結果をまとめておきます。

なお、環境はWindows 10です。他OSは適宜読み替えて下さい。

残っている情報の削除

BOX削除

D:\vm\vccw>vagrant box list
centos/6 (virtualbox, 1809.01)
centos72 (virtualbox, 0)
vccw-team/xenial64 (virtualbox, 20180107)
yuya_tajima/kusanagi (virtualbox, 0.1)

“vccw-team/xenial64″を消したいので、下記を実行します。

D:\vm\vccw>vagrant box remove vccw-team/xenial64

仮想マシン削除

D:\vm\vccw>vagrant global-status –prune
id name provider state directory
—————————————————————————
90bc731 default virtualbox poweroff D:/work/vm/centos72
331556a default virtualbox poweroff D:/work/vm/kusanagi
31e0310 vccw.test virtualbox poweroff D:/work/vm/vccw-3.18.0
8414507 default virtualbox poweroff D:/work/vm/centos6

“vccw.test”を消したいので、下記を実行します。

D:\vm\vccw>vagrant destroy 31e0310

VBoxManageによる仮想マシン登録解除

cd “C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\”

C:\Program Files\Oracle\VirtualBox>VBoxManage.exe list vms
“centos72_default_1533289130758_12740” {36c5a0f5-ad62-41ee-88c6-d8e0e714cc6b}
“kusanagi_default_1539149318197_56469” {613d1d28-d260-44b5-8d04-f4567b23dedb}
“vccw.test” {0a754ed1-f887-4de0-b9b3-9f6d0963e359}
“centos6_default_1541558023544_47487” {5859b407-492a-4e4d-b205-4035e85d1d58}

“vccw.test”を消したいので、下記を実行します。

C:\Program Files\Oracle\VirtualBox>VBoxManage unregistervm vccw.test

該当フォルダ削除

参照先

“C:\Users\ユーザー名\VirtualBox VMs\”

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